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301-350

Production Journal posts 301 through 350.

Post 301 (2005/10/15)[]

当機は離陸体勢に入りました

滑走路の整備も概ね終わり、いよいよ離陸のための加速に入りだしました。
聞いた話では、飛行機が離陸のために加速する過程には2つの段階があるのだそうです。
1つは、もし何か予期せぬ事態が起こったら、直ちに離陸を中止する速度状態。
もう1つは、その速度を超え、もはや何があっても速度を緩めず離陸あるのみという状態なのだそうです。

現在は、最初の体勢で、さらに速度を上げて揚力を得ようという段階です。
とにかく、夏コミ以降、まったく余裕のある時期がなかったのは驚きでした。(せめて数週間くらいは余裕があると信じていたのですが…)
いやいや、そんな言い訳を言っている場合ではありませんね。今はひたすら書くべき段階のようです。

よって昨日からかなり本気での執筆を開始しました。
がんばります。

Post 302 (2005/10/19)[]

書くことでしか気が付かない粗ってありますね

これまでに何度も『ひぐらし』を発表してきた感覚から、このくらいのフライトマップが描けていれば、充分に書けるというのはつかめているのですが、やはりそれでも、実際に筆を進めて始めて気付く粗があるようです。
物語やイベントがどのように進行していくかについては、充分に決めてあったのですが、それを「誰の視線で描くか」についてが少し甘かったようで、今、一部のシーンのカメラマン(視点)を変更したりして微修正しているところです。
『ひぐらし』は、主観人物の見方によってだいぶ雰囲気が変る作品ですので、同じイベントをとっても、誰の目から見ているかで受け取り方はまったく変ります。
それは、実社会でも同じようですね。同じ事件なのに、新聞やニュースなどによって、伝え方は本当に千差万別です。
複数の新聞を読むと立体的に物事が見えてくる、と上司が言っていたのを思い出します。

Post 303 (2005/10/30)[]

難易度はお好みのままに

Production diary 303

凄まじき執筆追撃戦に入っております。
今回の「皆殺し編」は、解答的要素がいくつも登場しますが、それらの何故何どうして、といった要素はあまり描かれません(その辺りは最終話の祭囃し編で描くと思います)。とにかく、劇中世界の事実だけが駆け抜けていきます。ですので、ひょっとするとだいぶ不親切な作品になるかもしれませんね…。

この「親切さ」のさじ加減はとても悩んでいます。親切が過ぎれば甘くなり過ぎ、不親切が過ぎれば人を選ぶ作品になってしまいます。……味付けの難しいところです。
一番理想的なのは、これまでの物語を充分噛んで自分なりの解釈を持たれている方が、やはりココはこうだったのか、え? どうしてココはこうなの? 等といった感じでイフとアンサーのキャッチボールになることです。
やたらと親切に書き過ぎると、しっかり噛んだ方々には、そんなのはとっくにわかってる、冗長すぎるとなってしまいます。逆に(これだけの長い連載なので、こういう方もいらっしゃると思うのですが)過去のシナリオはほとんど忘れてしまって、多分、やってる内に思い出すだろうくらいの感覚だと、かなりの置いてきぼり感があるかもしれません…。
ただ、『ひぐらし』自体には、そういう「親切さ」から言うとやや辛口な味付けになるよう意識してきています。だから、……変に甘口にしないで当初予定通りに描く予定ではいます。とりあえず、自分の書きたいままに突き進もうと思います。
そんな感じで、今回のシナリオ選択説明文はこんな感じになりました。

ところで、この強気な説明文なのですが、……実は「東方」の影響なんですよね(苦笑)
東方シリーズの難易度選択の時の、「涼風:通るべきでない道」「ルナティック:やめときな、気がふれるぜ?」とかそんな感じの、ZUNさんの辛口コメントのファンだったりします。それで竜騎士07もそんな感じのコメントが作りたい!って感じで作ったわけですね。言われて見れば……、そんな感じに見えませんか…?

Post 304 (2005/11/03)[]

いつものことですが…

スランプです…。闇雲に書き進めてきたわけですが、たまに、それで方向が合っているのか不安になるときがあります。
どうも、一部のシーンでBGMの明暗を間違えたようで、無駄に鬱なシーンが長引く箇所があります。そういった箇所のライティングを変えながら書き直すと、必然的にそれに続くシーンも影響を受け……。うーん…。
だいぶ前の日記を読むと、3歩進んで2歩下がるような進捗と例えた時もあったようですね。
当時を思えば、かなり順調な部類には入るのでしょうが、やはり予定通りにすんなり書けて楽勝、とはならないようです。
うーーん、こういう時はひたすらにモニターの前に粘って頭を捻るべきなのか、いっそ遊んで気分転換をするべきなのか…。というか、ここ数週間かなり集中してたせいか、何時間眠っても寝たりません。というか、例え消灯しても、4~5時間も寝ると目が覚めてしまうのです。神経が高ぶっているんでしょうね。
もう11月。あと2週間でおおよそを書き終えなくてはなりません。ん~~~~~、気分転換~~~~~~…

Post 305 (2005/11/17)[]

梨花の殺される日です

梨花の殺される日の執筆中です。ここからラストまでが一気に突っ走る部分になります。
慎重に書かなくちゃならないと怯える気持ちと、そんな猶予はとっくにないという気持ちがせめぎ合います。
とにかく言い訳より執筆です。ますます末期の修羅場ですがんばります………。

Post 306 (2005/11/25)[]

原稿終了、お絵描き開始

先日、何とか「皆殺し編」の執筆を終えました。長い執筆だったので、体力も減りましたが、最大体力も減った感じがします。ステータス異常も多いようです(汗)。
ですが、まだまだ残務は山積み。今月中にジャケットの画像をプレス会社に送る約束になっているので、急がないといけません。現在はそのため、ジャケットを描いています。
表裏も含めて、何とか月曜までには完成させたいものです。

Post 307 (2005/11/26)[]

ジャケ絵を描きました

Production diary 307

とりあえず表が描けました。裏を描く前に少し立ち絵も書こうと思います。
暇潰し編ジャケットが夕方で、目明し・罪滅しと夜が続いたので今度は昼間にしました。
前回のジャケットではキーアイテムのライターが描かれてたこともあり、ならば今回の皆殺し編は梨花が祭具で大暴れするのかと思われてしまいそうですが、そういう話ではありません(汗)。少女と刃物はもはや『ひぐらし』の定番ジャケットのように思います。
そんなわけで今回は梨花です。梨花は梨花でも黒梨花風味。本人がこうありたいと望む姿?かもしれません。

Post 308 (2005/11/29)[]

裏もできました

Production diary 308

裏ジャケットもできました。
オマケにと思って血ボタを垂らしたら何だかものすごく不吉そうな感じに仕上がりました。
今回のシナリオはこれまででもっとも解答的な内容なので、こんな文句でもいいんじゃないかと思って書きましたがいかがでしょうか。

ちなみに、皆殺しの「皆」というだけあって、今回は過去最多の登場人物数だったりします。
とにかく色んな人が喋るので、シナリオの進捗の割りにセリフ量が凄まじく、……実は文章量は楽々、罪滅し編を超えてたりします。wordのサイズで見ると、前回の20%増しくらいでしょうか。
クリンナップが大変そうだなぁと今から欝になります(汗)。

色々な方からのメールが完全に滞っています。本当に申し訳ございません…。
今回はかなり日程が押してまして、自分のスケジュール管理の甘さを露呈しております…。たくさんの方にご迷惑をお掛けしております、本当にすみません…。

Post 309 (2005/12/05)[]

クリンナップ中

12月1日より八咫桜邸に居を移し、恒例の修羅場体制に入りました。
クリンナップ作業に入っておりますが、4日かけてようやく半分くらい。…やはり片道に1週間ちょっとはかかりそうですね。そしたら、その直しが直ってるのかの確認をして、デバック、音楽室、エトセトラエトセトラ…。こうして打っている間にも、しなければならない連絡や電話、予定が次々と。
そういう忙しさも何のかんの言っても楽しいものですが、やはり渦中にいる時はそんなのん気なことは言ってられませんね…。
というわけで、仕事関係の方、ごめんなさい。メールのレスポンスが非常に悪化しております…。御急ぎの際はどうか携帯へお電話をお願い致します…。

Post 310 (2005/12/06)[]

クリンナップの話

Production diary 310

クリンナップというのは、仮組みした演出を調整して、最終的な演出にする工程です。(実際のゲーム会社さんではどう呼ぶんでしょうね。当サークルではこう呼んでいます)
無論、この過程には初期のデバッグも含まれ、スクリプトの構文エラーや命令ミスなど、色々なことが起こります。
そんな中で、比較的ユーモラスなバグが「分身」と呼ばれるものです。
Nスクリプトは、立ち絵の位置を左右真ん中の3箇所に持っています。なので、基本的な命令文は、“何々の絵をどの位置に表示せよ”という形になります。
これは、キャラクターの表情変化についても同じで、例えば“にっこりレナを右に表示”となっていて、このレナを怒らせようと思ったら、“怒りレナを右に表示”と上書きすればOKなわkです。
ピンと来た方も多いと思いますが、この「右」が例えば間違って「左」になったりすると、表情変化時に分身現象が発生してしまうわけです。
こんな感じですね(苦笑)。

Post 311 (2005/12/08)[]

初回クリンナップ、8日目で終了

ついさっき、ようやく初回のクリンナップが終了しました。
長さ的には劣る前回、罪滅し編のクリンナップは確か10日以上かかったような記憶が…? とにかく、今回の長さを思うと8日間で1回目のクリンナップが終わったのは相当、早く感じました。竜騎士07や八咫桜氏の慣れによるものが大きいと思います。

今回の「皆殺し編」も、やはりこれまでのシナリオとはまったく異なる雰囲気に仕上ったと思っています…。楽しんでもらえるかどうか、自信がありませんが、お正月のお暇な時の、ちょっとした彩りとして遊んでもらえたら嬉しいです。お正月に相応しい内容かはともかくですが(汗)

うわ、………4時ですね…。夜とも朝ともつかない時間です…。
明日起きられるかな…。とりあえず寝ますね、おやすみなさい…。

Post 312 (2005/12/14)[]

クリンナップぐるぐる

クリンナップ2回目終了です。
細かい仕事がわらわらとあり、それらを詰めていく感じは、例えるならボス直前のザコラッシュみたいですね…。

…それと、今の内に一言。いえ、深い意味はないです…。
色々ごめん…。すごく反省して後悔しております…。いえね、頭の中が真っ白になっちゃって、何を口走ったか記憶にないんですよ……。って、これだけ書くとまるで、何だか女性問題で致命的過ちでもあったみたいに見えるからイヤですね(汗)。
何の話か具体的に言うと余計、被害が拡大しそうなのであまり言えないのですが………。…とある取材についてとだけヒントを…。もし、……竜騎士07がとんちんかんなことを言っているのを見たり聞いたりしたなら、……あぁ、可哀想に…、マスターアップの直前に妙な取材を受けたので、すっかり頭がオカしくなってしまったんだなと同情してもらえると嬉しいです…。…いえね、あれは頭が真っ白になりますよ…? 真面目に芸能人の人って凄いって思いました…。

Post 313 (2005/12/15)[]

終わりが見えてきました

最終的なデバッグを残し、大方の仕事が終わりかけて来ました。
あとは週末にBTさんが合流し、別に制作していただいている音楽室がドッキングすると完成というところでしょうか…。
最終デバッグも楽な作業ではないため、まだまだダウンするわけにはいかないのですが…。脳みそがすっかり燃え尽きてしまったようで、今朝から重度の無気力状態に陥っております。
もっとも、無気力状態を楽しめるのも、完成が見えてるからこそなんでしょうけれどもね。

今回の修羅場は、常に戦いでした…。
目明し編の頃の修羅場は、例えるなら鳥人間コンテストのグライダーのよう。美しいグライダーが鏡のような湖面の上をどこまでも飛んでいき己の限界に挑戦する、ちょっとした精神的美しさがありました。
ですが、今回の修羅場を例えるなら、…バトルオブブリテンという感じでしょうか(汗)
次々と襲いかかる英国空軍。機体を揺さぶる対空砲火。目指すロンドンは余りに遠く…。
ただ、飛ぶだけで楽しかったあの頃…、なんてモノローグをすると、戦死フラグが立っちゃいそうですね。同乗のクルーから、「俺、この戦いが終わったら結婚するんですよ」なんて死亡確約フラグが飛び出さないことを祈るばかりです。
来週の自分はどうしてるでしょうか。修羅場が終わってのんびりと? いやいや、修羅場を理由に忘れていたお仕事がどっと押し寄せるのでしょうか(…関係者の方、色々ごめんなさい…)。
「この戦争が終わったら、国に帰って何をする?」…こんな発言も死亡フラグっぽくて嫌ですね(汗)

Post 314 (2005/12/21)[]

マスターアップしました

先日、無事にマスターアップを迎えました。八咫桜さん、BTさん、本当にお疲れ様でしたー!
現在は修羅場からも解放され、無事、風邪を満喫しております。頭痛と倦怠感でとても辛いです…。
ちょっと怖いのは、プレス工場のある地方ではかなりの大雪だとか。送ったマスターディスクが無事到着するかどうかだけが不安です…。

Post 315 (2005/12/29)[]

家族だけじゃないんです。

NHKさんの番組が公開されましたね。
何を言っても顔から火が吹きそうなくらいに恥ずかしいので、特に何も言うことは…。とにかく頭が真っ白で、妙なことを口走っていると自分でも思います…。

一点残念なことがあるとしたら、放送がBTさんの活躍にほとんど触れられていない点でした。
あの取材のあった八咫桜邸では、竜騎士07と八咫桜さん、そしてBTさんの3人で作業をしておりました。
なのですが、「家族」というテーマがどうも筋書きだったらしく、家族にばかり尺が割かれ、BTさんの姿がほとんど、カットされていたのには悲しい思いでいっぱいでした。
あれではまるで、家族“だけ”で作品を作っているように錯覚してしまいます。BTさんの役割は、『ひぐらし』の制作のみならず、当サークルの中でとても大きいものです。その活躍ぶりが、仮にもあれだけカメラを向けたにも関わらず、ほとんどカットされているというのは、残念の極みです…。
BTさんはきっと、気落ちされてるものと思います…。BTさんの胸中を思うと非常に悲しい結果でした……。

Post 316 (2006/01/03)[]

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今回の「皆殺し編」の修羅場は、とにかく長かったのが印象でした。体よりも気力が深く疲れたようで、なかなか無気力な感じから抜けられずにおります。ただ、今年は『ひぐらし』関連で色々なお仕事があるようなので、いつまでも正月ボケではいけませんね。監修などをがんばっていきたいと思います。
今年が、ここを御読みの皆さんにとっても良い年でありますように。

Post 317 (2006/01/05)[]

ひぐらしデイブレイク~

黄昏フロンティアさんの「ひぐらしデイブレイク~動作試験版~」を遊んでいます。
1人でプレイしている時は、3Dゲームって操作に慣れるまでが大変だなぁ、くらいにしか思わなかったのですが、2人で共闘するなど、2人以上でプレイするとものすごく楽しいですね!
うまく十字砲火が決まったり、味方のピンチを救えたり(救われたり)、華麗なトドメが決まったりすると、手を打ち合って喜びたくなります。試したことはありませんが、きっと4人で対戦したら大盛り上がりになると思います。
現在はレナと魅音しか使えませんが、他にも大勢キャラが実装されたら、どんなタッグで戦うかそれを考えるだけでも楽しそうな気がします。
鉈レナで鉈×2かられなぱんが決まるとものすごく気持ちがいいですね! あとはひぐらしモード中のハンドガン魅音のガトリング×30が幸せでしょうか。
どんな形で完成するのか、今からとても楽しみです!
黄昏フロンティアさん~、今後も期待しておりますー!

Post 318 (2006/01/19)[]

仕事がいっぱい…

昨年暮れに「皆殺し編」の執筆を理由に、年明けに先送りしていた様々な仕事が押し寄せてきました。
レスポンスが低下しますことをお許しください。

Post 319 (2006/01/25)[]

デイブレイクのセリフいろいろ

黄昏フロンティアさんの「ひぐらしデイブレイク」のセリフ作りをやっております。
色々な絡みで、ゲームのシステムが未定な中でのセリフ作りですが、その分、勝手な想像力を働かせてセリフが作れるのが楽しかったりします。

シナリオについては、実は「罪滅し編」の執筆の時に合わせてちゃっかり仕上げてあったので、もう出来ちゃってたりします。
…あ、メルブラみたいな長編作品ではありませんので念のため…。ものすごく小さい小話程度ですので…。

しかし本当によく出来たゲームですね。黄昏さん本家ではまだ体験版ダウンロードは始まっていないようですが、できるようになったら、ぜひ皆さんにも遊んでもらえると嬉しいです。
初心者には敢えてバズーカ魅音をお勧め!(ハンドガン魅音と言わないところがポイント)
ものすごい遠距離でも、ほんのり誘導するので割と当たります。接近戦の駆け引きは、この手のゲームに不慣れな人には最初は難しいと思うので、敵から逃げまくって、校舎の屋根の上から撃ちまくる方が楽しいと思います。
それに慣れてきたら、接近戦に挑戦してみるといいですね! 慣れてくると、空中ダッシュも織り交ぜて、多彩な角度から接近戦に持ち込めるようになり、逆に接近戦の虜になること請け合いです。
以上、デイブレイクのPRでした。いや本当に楽しみですね!

Post 320 (2006/02/12)[]

インフルエンザ

3日くらい前から、インフルエンザを絶賛満喫中です…。
(と、ここにこう書き込めるくらいには回復してまいりました)
流行の特効薬、タミフルを処方していただき、症状はだいぶ緩和したのですが、かといってなかなか完治はしないようです。やはり快方に向ったと勘違いして翌日仕事に出たのがアウトだったのでしょうか。どうにも、小康状態のままで停滞し、回復してくれないのが辛いところです。

メールや打ち合わせの件で、すでに多数の方にご迷惑をお掛けしております。本当に申し訳ございません…。

Post 321 (2006/02/25)[]

喘息だけ治りません

インフルエンザはほぼ完治していると思うのですが、…なぜか喘息だけいつまで経っても治りません。
そう言えばここ数年、決まって2月には喘息に悩まされます。2月の季候に何か秘密があるのか、それとも2月に流行る何かの花粉とか病気なのか、…いずれにせよ、何だか早くも来年の2月が憂鬱です。

というわけで、インフルエンザでだいぶ長いこと体調を崩していたので、色々な仕事やメールが滞っています。がんばらないといけません。
目下の最優先の大仕事はスクエニさんの、単行本3冊同時購入特典用の小シナリオの執筆です。
インフルエンザさえなければ、あっさりと2月の頭には仕上げているつもりの仕事だったのですが、寝込んだせいですっかりペースが狂ってしまいました…。
夢とか希望とか、体力とか気力とか。そういうものに加えて、さらに「健康」も欲しいなんて思うようになった今日この頃です。

Post 322 (2006/03/09)[]

喘息がだいぶ治まりました

3月に入り、だいぶ喘息が楽になりました。
喘息のことで色々とメールにて教えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
毎年2月に決まってなるので、花粉説も疑っているのですが、花粉でも喘息になりましたっけ…。騙されたと思って、来年の2月は花粉マスクを着用した方が良さそうです。

インフルエンザに喘息と、2月頭を丸々寝込んでしまったため、色々な仕事が月末に殺到してしまったのですが、何とか終わらせることができました。
その代わり、今度は3月の仕事があるわけで、やはりうかうかとはできません。もっとがんばらないといけません。

最近の大きな進展というと、やはりアニメでしょうか。
だいぶ具体的に動き出し、放送の4月に向け全力疾走中といった感じです。
アフレコの時に流す、仮?というんでしょうか? 仮のフィルムを見たのですが、おお、本当にひぐらしのアニメだ…! と今更ながら改めて驚きました。本放送がとても楽しみです。……ウチのテレビでは受信できないのが気がかりですが(汗)

Post 323 (2006/04/01)[]

生命反応

最近、全然日記を書いてないことに気付き、死亡説が流れる前に生存確認ということで…。

いよいよアニメの放映が近付きましたね。コンプエースさんでの「鬼曝し編」の単行本ももうじきです。

アニメは先日、試写会が行なわれました。
原作者としては、ただただ感動するのみで、当日はずーっとある種の興奮というか、緊張状態でした。
「鬼隠し編」の第1話とは、本当の本当に『ひぐらし』の最初の部分。そこを執筆した当時のことをありありと思い出し、涙が込み上げるのを感じました。
放映はもうじきですね。原作を知らない方でも楽しんでいただける、そういう作品に仕上がっていると思います。

コンプエースさんの「鬼曝し編」の単行本ももうじきです。
単行本に合わせて…その、サイン会なるものをやるので従事せよとのご命令を編集者様より賜り、…あぅあぅあぅ。
あ、でも鬼頭先生のサインは欲しいかもです。晴●さん、僕も一般列に並んでもいいですか?!

……そして…いつもの如く、色々と仕事に追われまくっています。
というか、…ちょっと仕事のピークがどかんと来て、メールの対応が完全に後手に……。処理速度が追いつかず、溜まっていく一方です…。うううううぅ。
お急ぎの方は、お電話で催促してくださると嬉しいです…。うぅうぅ、生まれてきてごめんなさい。

Post 324 (2006/05/06)[]

気付けば5月…

日々のスケジュールをシステム手帳に書き込んでいます。
それによると、4月の冒頭に「祭編本格執筆」って書いてあるんですよね。…あうあうあう。
祭囃し編の執筆は少しずつ進めていますが、これまでと違う書き方(書きたい部分から書いていく)をしているせいか、一歩進んで二歩下がるような進捗で、ちょっと芳しくない感じです。もっとも、スランプを気取っていられる内はまだまだ余裕なんですよね(汗)。地獄の釜が開く前に冗談抜きで執筆を加速させたいところです。

ついに1000万ヒットとなりました。HPにお越しくださる皆様、本当にありがとうございます。そして日々管理をしてくださるBTさん、本当にありがとうございます。
開設時の頃、一日に100ヒットすれば大入り大歓迎だった頃が嘘のようですね…。それだけの大勢の方がいらっしゃってくださっているというのに…竜騎士07は日記すら更新できず…。本当に申し訳ないです…。

アニメがお陰様で軌道に乗ってきたようですね。
製作現場の皆さんも、よく世界観の空気を読み取ってくれていますし、声優の皆さんもキャラクターをよく理解してくださっています。
尺の都合があり、一部のエピソードを丸めざるを得ないこともありますが、その範囲内でも、よく原作の伝えたいことを汲み取り、最大限の表現をしてくださっていると思います。
少なくとも、原作者の立場からは非常にベストな状態で制作が進んでいるものと思っています。面と向って、なかなか日頃のお礼をする機会がないのですが…、ディーンの皆さん、本当にありがとうございます。どうか今後ともよろしくお願いいたします。

あと、最近はコンシューマのアルケミストさんとの打ち合わせの機会を増やしていただいております。
ゲーム本体は順調に進んでいるようですが、大人の事情的部分で苦戦が続いているらしいです。先方の社長さんとお話をさせていただくと、つくづく同人世界の気楽さを思い知らされます…。

あらゆるメディアの中で、原作ほど気楽に作れるものはないのかもしれませんね。
にも関わらず、原作が遅々として進まないのは恥ずかしいことかもしれません。
GWを頭の切り替えの機会とし、ガシガシと書き進めて行きたいです。

Post 325 (2006/05/07)[]

意外に集中できるGWです

町が静かとでもいいますか、何気に集中しやすい時期ですね。
祭囃し編の執筆のペースをぐっと上げました。
いままでぐだぐだと書き重ねていた部分をようやく引っくり返す決意がつき、もう一度最初から書き直しているところです。
これまでに書いた部分も、この後、うまく研磨したりすればピースとしてはまるかもしれないので、まったく無駄になるということはないでしょう。

これまでに書いた部分の分量が少なくなかったので、決心に時間がかかりましたが、GWのお陰で久し振りに執筆について集中的に考えることができたお陰だと思います。
なんて言いながら、GWも今日で終わりですね。
明日から平日…。集中できる時間も残り少ないですね。どうやら今日の午後~夜間は、思い切り集中できそうです。
気合も充分、えぐり込むように書くべし!書くべし!

Post 326 (2006/05/24)[]

色々自己嫌悪…

この1~2週間、運悪く仕事が密集し、かなりいっぱいいっぱいになってしまいました。
個別には特別な仕事ではないのですが、それらが絶妙なタイミングで一度に集中すると、なかなか堪えるみたいです。
昔から、人一倍、マルチタスクの仕事に弱く…。多分、竜騎士07の仕事能率は、能率÷同時進行中の仕事の二乗 という式で表せるような気がします。…社会人としては非常に情けないことですね…。

そんないっぱいいっぱいな状態だったので、何だか先週、今週は、普段以上に言葉に気を遣っていない気がして、後になればなるほど、「あれは言い過ぎだったかな、これは怒るようなことじゃなかったかな」と後悔しています。
執筆が本調子に未だ入れないのに、もう5月も終わろうとしていることに焦りを感じ出したということなのかもしれませんね。とにかく書くべし書くべし。がんばります。

Gファンタジーさんで「宵越し編」の予告が発表されたようですね。
最初は「皆殺し編」を連載するというお話だったのですが、このシナリオは序盤から様々なネタバレが始まるので、他誌で同時連載する「目明し編」「罪滅し編」とうまく反りがあわないのではないかと思い、連載の時期を調整できないかとご相談させていただいた結果、外伝エピソードをやろうという話になったものです。

「宵越し編」は、コンプエースで連載していた「鬼曝し編」同様、外伝に位置付けられるシナリオです。また、「鬼曝し編」同様、原作をご存じなくても読める内容になるよう、プロットを起こしたつもりです。
詳細等は、追ってGファンタジーさんに掲載されていくと思います。どうかそちらをお待ちいただければ幸いです。

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以下は現実逃避です。

かしわもち、40万点でたー! 目標は製作者スコアの55万点!
黄昏さんの「ひデブ」の最新版を遊んでいます。最近、レナの空中ダッシュからの飛び蹴りの使い方がわかってきて、しかも飛び蹴り→空中鉈で追い討ちできることに気付き、しかもその空中鉈からそのまま空中ダッシュにつないで次の敵も狙えるみたいで、レナの空中戦が急に面白くなりました。
3Dのゲームで、自在に動けるようになるとこういうのは爽快ですね。

3Dゲームをあまりプレイしない方でも、サイドステップ+射撃をやってるだけでだいぶゲームしてる雰囲気になるので、ぜひ発表してみたら遊んでみてくださいね!(PR)

Post 327 (2006/06/04)[]

揚力を得た瞬間…!

飛行機が離陸のための加速から、揚力を受けてふわっと浮き上がったあの瞬間…。という感じの竜騎士07です。
ようやく執筆が本格化し体のギアが入って来た感じです。
普段の執筆に比べれば、なかなか早いギアの入りなのですが、今回は生憎、書き溜めた量が少ないので、早くも今からわずかの油断もできない状況です。
このまま一気に空へ舞い上がるかのごとく、書きまくりたいところです!

…で、過去の経験からわかっているのですが…。この時期って、ゲームがことのほか面白く感じてしまう危険な時期なんですよね!
お陰様で、はまり狂っていたかしわもちは、最近、なぜか20万点台が出せなくなり、それを理由に引退。浮気の種が減るのはいいことです。
え? ウォーシップガンナー2?
フリゲート艦しか使いませんよ。魚雷の積めない艦船には何の興味もないデス。

Post 328 (2006/06/11)[]

みなぎってきたー!

ますますに執筆は絶好調です。とはいっても全体の量から見ればまだまだ予断は許さない状況です。とにかくがんばります。
とにかく、がむしゃらに書きまくり、そして再び遡って読み直し書き直しまくる。つまり、竜騎士07にとっては丁寧さよりとにかく速度と机に向かい合う時間が大事であるようです。
とにかくとにかく、書け書け書け!

…で、…また恒例の言い訳なのですが、…絶好調執筆中につき、また例によってメールのお返事がものすごく遅延しております…。お急ぎのご用件はどうかお電話で…。生まれてきてごめんなさい。

最近のお気に入りはペプシネックスとバファリン、リポD。
寝る時の布団が微妙で、暑くて蹴ってしまったり、逆に肩を冷やしてしまったり。のんびり風邪など満喫してる暇はありませんね。
コミケに受かったため、コミケ落選を理由に発表日を延期…などという悪魔の誘惑からも解放されました(ぇー
気合で参ります! うおりゃーーー!

Post 329 (2006/06/19)[]

難聴…

ヘッドホンで音楽を聴きながら執筆、というのが竜騎士07の基本スタイルなのですが、……ふと気付いたら左耳が難聴になっていました。
まったく聞こえないわけではなく、何て言うんですかね、ボーーっと耳鳴り(血流の音でしょうか)が聞こえて、音が少し遠い(プールなどで耳に水が入ったような感じ?)。

右耳と左耳で入ってくる音のバランスが取れていないため、世界が立体的に入ってこないというか、……感覚的に違和感があるというか、非常に気分が悪い状態です。

一晩寝たら治ってるかなとも思ったのですが、明けても変わらず、こりゃ耳鼻科に行くしかないなと思っております。
…しかし、執筆佳境の今、行けば半日はかかる耳鼻科に出掛けるのは非常~~に大きな痛手です。

そんなわけで、皮肉にも執筆は絶好調です。
現在、執筆部分は恐らく中盤の辺りだと思うのですが、書けば書くほどに、書き損ねたエピソードが次から次へと出てきます。
これはもちろん(ある意味、負け惜しみなのですが)、シナリオをもう一本は作れたかもしれませんね(汗)
入江を巡るエピソードが結構あるみたいで、入江編を作ることもできたかもしれません。…いえ、作りませんが(汗)

…あぁもう、左の耳だけ違う世界が聞こえてくる。耳ってこんなにもヒトの感覚を支配してたんですね。右の耳が正しい耳だと思うのに、左の耳には正しい音の他に、正しい耳では聞けなかった音が聞こえてきます。正しくない世界が左の耳から頭の中に流れ込んでくるようで、そう思えば思うほどに脳の左半分まで聞こえないはずの音に支配されていく気がします。
……『ひぐらし』執筆してると、自分の症状の深刻も何だか電波っぽくなりますね…。書いてる自分の文章に侵食される気がしますますますます。奇聞癲癇とか急速が必要なのかなかなかなかなかなかなかなかなかな

Post 330 (2006/06/20)[]

八咫桜さんと打ち合わせ

普段のシナリオでは前半と後半で雰囲気の異なる2部構成であることが多いのですが、今回は3部構成っぽい雰囲気かな…と思っております。(なんて言いながら、完成したらそうじゃなかったらすみません)
その第2部のところを今、がりがり執筆しているのですが、ちょっと変わった趣向を取り入れられないかなと、機能的に可能かどうか八咫桜さんと打ち合わせをしました。

とにかく書くべきことと方向は明白に示されている段階なので、ひたすらに書きまくるしかありません。
シナリオ的にはまだ佳境の部分ではないのですが、執筆的にはそれに準ずるテンションだと思っています。ひたすらに頑張るべし。

あと、色々ご迷惑をお掛けしてすみませんでした。耳鼻科に行ってきました。いやぁ…混んでる混んでる…(汗)
混んでる病院の経験はありましたが、座る場所もないくらいというのは初めての経験です。……それだけ大人気の名医さんと信じたいのが藁にもすがる患者の気持ちですね。

んで、色々検査してもらったら、メニエール病?とか何とかいうものかもしれないから、来週に精密検査をやろうと言われました。何か利尿作用のある薬を飲まされて、半日拘束されてその間にしたおしっこの量を測られるという羞恥プレげほんげほん!のようです。
あんまり聞いたことがない病気なのでネットでちょいと調べて見たら、強いストレス・睡眠時間の乱れ・過労が原因と、まぁそのあれだ、あははははは…orz
どうやら、気持ち的には修羅場を思い切り楽しんでるつもりだったのですが、体はそれについてこれていなかったということなのでしょうか。
少々体を甘やかしすぎたということなのでしょうかね…?
この程度のストレスで何とか病なんて恥ずかしいったらありゃしない。営業の仕事をやってた時の方が今より百倍辛かったですが、別に病気にはなりませんでしたし。鬱にはなりましたが。え? 当時は若かったから? うー、ばあさんや、お昼はまだですかいのぉ…?

Post 331 (2006/06/27)[]

耳はよくなりましたー

たくさんの方にご心配をお掛けしました。本当にすみませんでした。
あれから3日ほどで、いつの間にやら治り、お陰様で今は全然平気です。(ただ、怖くなってしまったのでヘッドホンは極力避けるようにしています)

それでも3日も耳がおかしかったのは事実なので、ちゃんと耳鼻科に行って検査を受けてきました。
その結果やはり、例のメニエール病の初期症状だろうと言われました。
過労が交感神経に云々、それでリンパ圧が上がって、聴覚神経を圧迫云々。まさか耳のことなのに、脳の模型で説明されるとは思わず、耳の奥深い世界に驚かされました。
んで、この交感神経に作用するという薬を処方されたのですが、その副作用が「食欲増進」だそうで(笑)
耳のために薬をもらったら、副作用が食欲とは、何とも不思議な話です。

そう言えば食欲の話ですが、最近、ひどい食生活を送り過ぎたせいか、食欲ががらっと変わりました。
なんと言うのか、…………野菜がおいしい。
体と言うのは、もっともほしいものをおいしく感じさせるんだなぁと、人体の神秘にちょっとびっくりです。

「祭囃し編」の執筆は非常に好調です。
書くべき内容はまだまだたくさんありますが、3歩進んで2歩下がるというような執筆ではなく、10歩くらい進めて、あとで気に入らなかったらいくらでも9歩戻ればいいじゃないか! という感じの猪突猛進です。

今回の中盤は、とても珍しい形になるかもしれません。というか、かなり読みづらいかもしれない…。
だって、人の世もそうじゃないですか。ある人が何かをしている時、他の人も何かをしている。……そんな人々が大勢集まって、同じ時間を構成している。それは時系列でなく、なんていうんですかね、同時多発というべきか。つまり、一度にひとりの物語しか終えない私たちニンゲンの限界とでも言うべきか。
つまり神さまという高次元の存在は、ニンゲンひとりひとりを目で追ってるんじゃなく、大勢の人が同時に動いているのを同時に見ているんじゃないかなぁと思うわけです。
それを描くために、ある時刻ごとに全員の行動を箇条書きにすれば、これは面白くない。…かといって、あるひとりの行動だけに絞ったら、これもやはり面白くない。
ひとりの人間の行動にしか注視できない私たちニンゲンに、どうやったら、同時に進む世界を見せられるのか。それが実は課題だったりします。
なんて偉そうなこと言ってもあれですね…(汗)
早い話が、物語の時系列が割りと前後するので、読んでて混乱する可能性が低くないということです。もちろん、そうならないように何とかバリアフリーを進めているのですが…。
…何だか、敢えて不親切にして迷子にさせるのもありになってきたような気が。
何を言ってるのかわからなくてすみません、自分でもわかってませんね。今は戯言いってないで、ひたすら書く時のようです。
例えるなら、魚とかを釣ってるところでしょうか。それをおいしく食べやすいようにする調理の過程はまだこれからですしね。
…ジュルリ。朝ごはん何にしようかな。…ドトールでミラノサンドかなぁ。

Post 332 (2006/07/05)[]

ジャケ絵できました

Production diary 332

シナリオはまだ途中ですが、ジャケットの入稿だけは早いので、一度シナリオを止めてお絵描きをしました。
というわけで、今回のジャケ絵です。

最終的なジャケットということで、「祭囃し編」だけを意識したものでない、解のトータル的なイメージになっています。
出題編と対になる雰囲気になるよう意識しました。あと、やはり答えが出てすっきり?するのをイメージして、そんな感じの青空にしてみました。
あと、竜騎士07は基本的にフレームの中を絵でいっぱいにしたい癖があります。ですので、大きくレイアウトしたくなる気持ちをぐっと抑えて、青空の空間を残しておきました。(その効果が出ているといいのですが…)

あと、裏ジャケットもできました。これも雰囲気優先でシンプルにしてみました。
何気に毎回楽しんで書いているキャッチコピーも、最後に相応しく、だいぶ偉そうにしてみました。(いえ、いつも偉そうなキャッチコピーで恐縮です…)

というわけで、余韻に浸る間もなくシナリオに戻ります。
うおおおおおおお時間NEEEEEEEEE!!

色々な方からメールをもらってますが、今ほぼお返事ができていない状態です。マジ末期です。がんばります。死にます。では…!

Post 333 (2006/07/05)[]

こっちが裏です

Production diary 333

一度に一枚しか貼れないのですね。ぺたり。

Post 334 (2006/07/07)[]

大きい版。

Production diary 334

ジャケットの裁断前の絵です。
いえ、何というか、右手が左手ではというメールが何通か来まして。絵が下手でいろいろすみません。
裁断する場所のせいか小指が、なるほど、親指に見えますね。竜騎士07の絵の指は、小指でも親指ほどありますが(汗) 絵が下手ですみません…。

Post 335 (2006/07/22)[]

クリンナップ進行中

数日ほど、エラーが出てて日記が書けませんでしたのでダイジェストで近況報告を。
1週間ほど前にシナリオが終了しました。スタッフルーム等を残していますので、まだ完全終了ではないですね。
その後、2日かけて絵関係を仕上げました。加工等をまだ残しているので、これもまだ完全終了ではないですね。
その後、クリンナップに入り、今日で5日目です。
クリンナップとは、演出の確認と調整みたいなものです。大体これで、全体の半分くらいはできたでしょうか。
しかし全体量は過去最大なので、油断は禁物。後半は話も入り組むのでクリンナップの難易度も上がり、刻々と迫るマスターアップ日の恐怖に怯えています(汗)

クリンナップ作業もすでに8回目を向かえ、非常に手馴れ、効率もよくなりました。…ではありますが、それでも間に合うかどうか。……真の修羅場はまだまだこれからのようです。

今回のシナリオ、…いかがでしょうね。
楽しんでもらえるといいのですが…。この時期は、いつも不安に苛まれます…。
まぁ、それ以上に、マスターアップに間に合うかどうかの方がもっと不安なわけですが(汗)

修羅場もすでに8回目。
カードゲームを発表していた頃も含めれば、10を越えるはずです。何度経験しても辛いものですが、そんな中に楽しさを感じることができてきたような気がします。

Post 336 (2006/07/25)[]

こんなお問い合わせが…

修羅場もいよいよに煮詰まってきました。疲労もだいぶ溜まり、いよいよここからが精神力の戦いになるようです。…最後までがんばります!

んで、今日は割りと来るお問い合わせへのお返事です。

漫画やアニメなどの他メディアで『ひぐらし』を知り、ある程度のシナリオまでは知っているので、いわゆる出題編を飛ばして、いきなり今回の『ひぐらしのなく頃に解』を入手しても大丈夫なのか、というものです。

…竜騎士07的には、出題編とも呼ばれる、原作の『ひぐらしのなく頃に』から入っていただき、その上で、『ひぐらしのなく頃に解』へ進んでいただけるのが理想的と思っています。

他メディアに移行する際、色々な都合でエピソードを丸めたり、あるいは省略することもあります。ですので、そういったエピソードをご存じないまま原作の『解』に入られますと、おそらく100%の形ではご理解いただけないのではないかと思っています。
もし入手が可能でしたら、どうか出題編(前編)の『ひぐらしのなく頃に』からお入りいただけますようよろしくお願いできるとうれしいです。
…これでお問い合わせいただきました方々へのお返事になればいいのですが…。

Post 337 (2006/08/01)[]

マスターアップしました

ようやくマスターアップしました。
修羅場を理由に様々な音信不通で大勢の方にご迷惑をお掛けしました。本当にすみませんでした…。
やれる限りを尽くしたつもりです。でも、もしさらに時間がもらえたなら、さらに作りこんだかもしれません。
そんなのが延々と繰り返されると、かえって贅肉がついてしまいますので、筆の置き所としてはこれが妥当なのかもしれませんね。
まだ心が緊張状態にあり、マスターアップを迎えた感慨は沸いてきません。どうもそういう性分のようですね。成し遂げたという実感を感じるには、もうしばらくのクールダウンの時間を経る必要があるようです。

一番長く物語を追って下さった方にとっては、4年半にも及ぶ長い期間のピリオドです。それに見合うしめくくりになっているといいのですが…。
書き終えた瞬間は、今回は傑作だ…! などと自惚れていてとても上機嫌なのですが、シナリオを書き終えてクリンナップを経て2週間以上も経つと、むしろ逆で、かえって自信がなくなってきます。
そういう心のざわめきもまた、抜けない緊張感の証なのかもしれませんね。

イラクに行かれた自衛隊の方々も、帰国後はデブリーフィングというものをするそうで、心身の緊張を解きほぐしてから社会生活に復帰するのだそうです。
でないと、高ぶった気持ちと平静な世間にギャップが生じ、自分が社会から浮いているように感じて、心が沈んでしまうこともあると新聞で読みました。
…まさに今の自分がこれのような気がします。

もしできるものなら、今から2週間くらい、携帯も届かずネットもないような山奥の温泉で静養できるといいのかもしれませんね。
4年半の長い連載を終えた喜びが噛み締められるよう、しばらくの間、心を落ち着けて生活しようと思います。
まずは、休もうと思いますね。
こんな時間まで起きている時点で、緊張感がまだ抜けない証拠です。

Post 338 (2006/08/16)[]

夏コミが終わり、男たちは皆、力尽きました。

夏コミが終わり、2日が経ちました。
体は疲労から徐々に回復してきましたが、今度は、今頃になって心が疲労してきました。
ようやく長丁場が終わったことを、心が理解した、ということなのでしょうか。
徐々に活力を取り戻す体力とは正反対で、心と体のバイオリズムが食い違っているのだろうなというのを実感しています。

この時期は心の風邪を引きやすい時期です。
こんな時に自己の内面と向き合うなんてマネをすると、大抵、深い鬱にはまり込むものです。

鬱に弱い体質を改善するのは、とても困難なことですが、鬱にならないよう、そのトリガーを回避することは経験から可能です。
こういう時こそ、自分の体と心を労うために「自分が」努力しなければならないと思います。

トップスピードが出ている時に急ブレーキを踏めば、ブレーキやタイヤが磨耗して壊れてしまうこともあるかもしれません。可能な限りエンジンブレーキで速度を柔らかく落としていくのも、原則のワザではないかと思います。

そしてそれは私だけではありません。
今日まで私を支えてくださったスタッフの方々もです。
どうかゆっくり休んでください。
サークルのことを忘れ、ゆっくり自分にやさしい時間を与えてください。

いつまで休憩してよいのか。それを私が区切ったりはしません。
だって、人によって、回復までに掛かる時間と過ごし方はまったく違うのですから。
今回の修羅場で負った傷を充分に癒してください。

その結果、再び、共に修羅場に戻りたいと思ったなら、その時は再び次なる修羅場の渦中に飛び込みましょう。私は、共に戦火を潜ろうと意気込む戦友がいる限り、決して怯まない。
あるいはその結果、もう二度と修羅場に戻りたくないと思ったなら、それもまた尊重できる意見に違いありません。

今回の空前の修羅場を潜り、病床にて傷を癒しているであろう戦友に捧げます。

ひとつだけ言えることは、竜騎士07にとっては、次なる修羅場に臨むための助走はすでに始まってるっということです。
大好きなエースコンバットのZEROからうろ覚えだけどセリフを引用します。

“よう相棒、まだ生きてるか? また俺たちで空が飛べるといいな!”

今はただ、泥のように眠って休んでください。
全てのスタッフに。
全ての協力者に。
無限の感謝を込めて。

Post 339 (2006/08/16) (Posted by BT)[]

まだまだ戦えるのですよ、にぱ~☆

Production diary 339

休息を取って、弾薬を補充したら、
次の戦場で、また戦いましょう!!!

Post 340 (2006/08/22)[]

二次創作の公認について

コミケの疲れを南の島のバカンスでゆっくり癒す、などとせめて戯言だけでも言いたい竜騎士07です。
「祭囃し編」制作のために押し退けていた数々のお仕事が押し寄せてきておりまして、波は波でも仕事の波でサーフィンを楽しんでおります。えぇ、楽しいですよ? 落っこちて溺れるところまでサーフィンと同じです(汗)

さて、本日は数件ほどよく似たお問い合わせがありましたので、日記にてお返事させていただきます。

ある特定の同人的二次創作作品について、当サークルが公認しているか否か、というお問い合わせです。

まず結論から申しまして、当サークルが二次創作に対して「公認」を与えることはありません。
ですが同時に「不可」を与えることもありません。

もっとわかりやすく、少々冷たい言葉を使いますと、「関与しない」となります。

同人活動は個人の自由意志に基づく、情熱的ファン活動です。
人を愛する気持ちと同じで、その感情は自ずと沸きあがるものであり、人の許可を求めるものでもなければ、否定されたら捨てなければならないものでもありません。

つまり、本家の「公認」など必要はなく、自分のやりたいようにやって構わないという風にも受け取れると思います。

ですが同時に、本家が公認していない以上、全ての責任も負わなければなりません。
活動を通じてトラブルがあった場合、それは自らの責任で解決せねばならず、その是非を巡って本家がジャッジすることもありえません。

二次創作が本当の意味で自由な活動であるために、同時に背負わなければならない責任があることをご理解ください。

全ての同人活動は自由である。
そして自由の対価として、全責任を負わなければならない。
自由であるが、それは法的に保証されたものではない。

これは新しく同人の大海へ漕ぎ出される方に、ぜひ心に留め置いていただきたいことです。
そして、そんな船を見守る、丘の皆さんにも申し上げたいことです。

クロかシロか。
法律の話になったならば、全てクロです。
ですが、愛情に溢れている限り、本家はその心意気を汲み、無粋な処置をしないことによりグレーとなるのです。

では、その愛情のあるなしのボーダーラインはどこなのか。
それを測ることは何人にも不可能です。

「あの作品はこうこうだから愛がない。よって本家から発禁処分を出して欲しい。」
このようなお問い合わせがあっても、当方では対処ができないということをご理解ください。

同人界は自由表現の大海です。
それに対する規制は、自由の海に自らも航海する自分の信条に矛盾します。
かといって、全てを「許可」したわけでも、同時にありません。

本当はアウト!
でも審判がニヤリと笑ってスルーしてくれるからセーフ!
でも、だからって審判を蔑ろにすれば大アウト!
ちょっと審判! あいつはアウトじゃないの?! と抗告するのも、ある意味ではアウトです。

繰り返しますが、全ての二次創作は自由活動です。
ゆえに、「当サークルではそれらに関与しません。」

一見、冷たい言葉のようにも思えるでしょうが、自由の大海に漕ぎ出そうという船乗りたちにはこれほど簡潔な贈る言葉もないだろうと思っています。

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

長話のついでに実例を。

「ひぐらし」に登場する知恵先生ですが、ご存知のとおり、TYPE-MOONさんの名作「月姫」に登場するとあるキャラそのまんまです。
このキャラの引用は、「月姫」に対する私なりの尊敬の念を込めたオマージュであり、無論、ファン活動の一環として行なったもので、その過程において、TYPE-MOONさんから登場させてよいかと許可を取ったことはありません。

後に、幸か不幸か「ひぐらし」が有名になり、TYPE-MOONさんにご挨拶する機会を与えられ、その席上で、ファン活動とは言え、勝手にキャラを引用したことを謝罪しました。

TYPE-MOONさんは、ファン活動であるならば、愛情のある引用であるならば、と前提にした上で、「ひぐらし」に登場し続けることを許してくださいました。
と、同時に、しっかりと釘もいただいています。
もし、「ひぐらし」の内容によって、「月姫」に登場するオリジナルキャラの印象が貶められるようなものだったなら、TYPE-MOONはいつでもその許可を取り消すことができるとも。

本来は勝手にキャラを引用した時点で、言い逃れのできぬ著作権違反です。
ですが、愛情あるファン活動である限り、それを不問にする。
不問とはお目こぼしのことであり、お墨付きをもらえたという意味とは少し異なります。
(スピード違反5kmで白バイに停められたけど、お説教だけで許してくれた。だから俺は今後は5kmまでなら違反していいんだ! とはならないということです)

これはお目こぼしであり、公認ではありませんので、「ひぐらし」のスタッフロールにTYPE-MOONさんのロゴが出ることはないわけです。

※商業作品に知恵先生が登場する時はそうではなくなり、「公認」が必要になります。
 お目こぼしがあるのはあくまでもファン活動に対してであり、商業には打ち合わせ・監修・許可・契約と、非常に厳密な手続きが必要である点だけは誤解しないようお願いします。

Post 341 (2006/08/30)[]

秋と夏の狭間ですね

まだまだ暑い日が続きますが、夜はだいぶ寝やすくなり、秋の訪れを少し感じられるようになりました。
せめてもう少し涼しくなるまでは静養を…、なんて考えていると冬コミはあっという間です。
今日から少しずつ体を直して行き、9月の中旬くらいまでを目安に、戦う体に仕上げて一気に執筆体制に入りたいものです。

現在は、ドラゴンエンジピュアさんの原稿と、ホビボックスさんのジャケ絵の仕事がタスクに入っています。
ドラマCDのジャケ絵は毎度恒例ですが、描く度に画力のなさを思い知らされます。南向先生の塗りがなかったら本当にどうなっていることやら……。南向先生、本当にいつもありがとうございます、そしてすみません…。
今回は「暇潰し編」のジャケ絵になります。…うーん。赤坂と梨花ちゃん、大石。…あと、誘拐犯とウィンクが似合うナイスガイ、くらいかなぁ…? 梨花ちゃんって、自分で言うのも何ですが、とても描きにくいのでがんばらないといけません。

ドラゴンエイジピュアさんには、短い作品を寄稿する予定です。
以前、ファウストさんで書いた「怪談と踊ろう~」より、もう少し短めのものです。
「怪談」の時に勉強したことを含め、もう少し読みやすい作品になるようにがんばってるつもりです。
内容は、陰湿な方面に少し舵を取るつもりです。
しかし、読み物とサウンドノベルは違いますよね。ここで音楽変更、SEとMEを同時に…なんて感じの音楽演出が使えないので、より一層、自分の文章力のなさが引き立ってしまいます。
ならば国語の勉強をするべきなのですが、そんな時間があったら、次回作の構想を練る方が楽しいや! というのが、とてもよくないです。

At the moment, we are thinking about the structure of the next title with the aim for next Summer to release.

Recently, the foundation for the setting has started to establish.

(In Higurashi, for example, that foundation was the village of Hinamizawa and the 3 rules).

I think it will take a bit more time to be completely established.

Characters are difficult too.

There were quite a few characters with vivid personalities in Higurashi, and I am worried if I will be able to make new characters distinctive enough.[1]

次回作は、一応、来年の夏を目処に構想を練っています。
先日、ようやく舞台の基礎ができはじめたところです。
(『ひぐらし』で言うところの、雛見沢という村と3つのルールです)
練ったりこねたりして、もうちょっとぐつぐつ煮詰めたいと思います。
あとは登場人物も悩みですね。
『ひぐらし』で、個性的なキャラは結構描いてしまったので、それとは区別できるオリジナリティを宿らせられるかが不安です。

…まぁ、焦らずのんびりと。
でも、可及的速やかに。
冬コミはすぐそこですものね。

新作の構想より、『ひぐらし』のオマケディスクの方を先に考えるべきかもしれません。

Post 342 (2006/09/02)[]

…欲しいのは時間か、もうひとりの自分か。

…のんびりとした日記を前回書きましたが、その後、「祭囃し編」の執筆を理由に、色々後に繰り延べていた仕事がたくさんあったことが発覚。完全に年間スケジュールの構成に失敗したようです(汗)

このままでは、この冬どころか、来年の夏コミすらも今から怪しい始末。9月中の締め切りは下手をすれば4を越え、毎終末はもれなく修羅場の日、という感じです。
というか、この秋の仕事量はどう考えても「祭囃し編」の制作に迫るくらいあるのではと思えてしまいます。

ただ、それでも前の職場の時を思えば大した量ではありません。確かに仕事量は多いですが、やってやれない量ではないはず。
欲しいのは時間か、もうひとりの自分か。
やれないことはないのですが、かなりキツイ。そんな秋になりそうです。

Post 343 (2006/09/09)[]

来年の入道雲が恋しい…

そろそろ秋の兆しが見えつつある9月に、早くも来年の夏が恋しいとは、我ながら気の早い話です。
もちろん、来年の夏というのは、『ひぐらし』の次の作品のことです。
…いえ、じっくり煮込んで考えるという意味で、今から作りこむのはとても良いことなのですが、どうもこの関心が、目下、直前にわんさと控える数々の仕事の現実逃避のように思えてなりません…(汗)
どうせ逃避で考えるなら、せめてこの冬の作品(多分、ひぐらしのオマケディスクみたいなものでしょう)のことならいいのに。

Perhaps, the title Higurashi no Naku Koro ni is much more well-known than our circle’s or my own name. Coming from that, I thought that maybe it will be a good idea to take “Naku Koro ni” part for the next title, so it will be more obvious that it’s a continuation of Higurashi.

The name that I kinda haphazardly came up with is Umineko no Naku Koro ni.

My thinking process was: “Because the first game was about a remote village in the mountains, maybe the next one should be about a solitary island”, so the title was just put on sloppily.

The crying of umineko is “nya-nya”, isn’t it? I wonder, in which month they cry. And speaking of it, while higurashi crying is very striking and make a strong impression, what about that nya-nyaing, I wonder… *bitter laugh*

Title is a very important thing. I should think about it more deeply.

Just recently we had the first meeting about the setting of the next game with Yatazakura.

There were phrases like “The first one is a village, the second one is the island… Wait, it’s Siren!” Or “It was the same way with Kamaitachi 1 and 2, wasn’t it?”.

We are thinking about setting as a gameboard, on which we will later put everything else.

We are going to go shooting again, and the best way is to take photos in the environment close to the setting of the game (color of the leaves always exposes the truth the most…).

We are planning to go on a shooting trip somewhere next month. That means that the setting for the new game will be ready in September, I guess?..

Cicadas are probably going to cry, as usual, so we have to rebuild the sound environment from scratch to distance from Higurashi.

I hope we will be able to find as iconic sound for the environment as higurashi or cicada crying…

“Nya-nya-nya”…Yeah, maybe “Umineko no Naku Koro ni” won’t do after all *sweat*

Another thing that I am not sure about is the difficulty. …Also known as “hostility”.

Usually, in such games, in order to fix the bad usability, developers make a game more and more appealing to the masses and rounding off the edges, which often leaves me dissatisfied. (Though I of course accept the point of making a game more user-friendly and deep).

And exactly because of that I am thinking of upping the difficulty way more than it was in Higurashi.

The goal is 0% of the right answers.

…I am not going to make an awkward situation when I receive a comment where someone suddenly figures out the rule X after the release of the first arc happen again.

How do you like this catch copy for the next game?

“Is the reasoning possible, is it impossible?”

Does the golden witch exist?

Would anyone able to escape from witch’s curse?

The more you doubt that the culprit is a human, the more there new facts that will laugh at you.

The golden witch will laugh at your efforts to uncover the truth and will tear them up..!

“Umineko no Naku Koro ni” (title screen and a sound effect!)

(A line on the fading out screen)

“…Hey, our guest. Are you still… reasoning?”

Seagulls, crying “nya-nya-nya” and the words “coming soon”.

…Maybe “nya-nya” is no good after all.
All the above is of course just how I want it to be, not an announcement.

…Ah, I want to start working on it sooner… orz[1]

『ひぐらしのなく頃に』は、タイトルが一番有名で、多分、サークル名や竜騎士07の名前は知名度的にガクンと劣ると思います。
そこから考え、タイトルのみで『ひぐらし』の後継作品であると理解してもらえるためには、『****のなく頃に』という感じの、“なく頃に”の部分を同じにした作品がいいのではないかと思いました。

以前、適当に考えたタイトルは『うみねこのなく頃に』。
今回は山中の寒村だったから、次回は孤島かなぁ、なんて適当に考えてつけた実にいい加減なタイトルです。
というか、うみねこの声ってにゃーにゃー? 何月頃に鳴くんだろう。というか、ひぐらしの声は結構、印象的で、メンタル的に染み入るような感じがするんだけど、うみねこのニャーニャーはどうだろう…(苦笑)
タイトルはとても大切なもの。ゆっくりと練っていきたいものです。

次回作の(背景的)舞台について、つい先日、八咫桜さんと第1回目の相談をしてきました。
1作目が山間の寒村、2作目が孤島…。って、そりゃサイレンだー、とか。かまいたちの1と2もそんな感じじゃないかーとか。
ゲーム盤的舞台については練りあがりつつあるので、あとはそれに乗せる背景的舞台。
また実写で行くなら、撮影は舞台の設定と近いうちが望ましいでしょうね。(木の葉の色が一番ごまかしが利かないので…)

というわけで、来月辺りに予定を合わせ、撮影旅行に行ってみたいと思っています。
となると、次回作の設定は、9月頃ということになるのかな…?
相変わらずセミが鳴いてそうで、環境音関連を再構築しないと、『ひぐらし』から脱却できなさそうです。
今回で言う、「ひぐらしの声」や「セミの声」などのような、印象的かつテーマ的な環境音がまた見つかるといいのですが…。

「にゃーにゃーにゃー。」
…うーん、『うみねこのなく頃に』じゃ、駄目かなぁ(汗)

あと迷うのは次回作の難易度です。…不親切さとも言いますね。
一般に、この手の作品というのは、ユーザビリティの悪さをピックアップし、そこを直すため、作品が進む毎に大衆化が進み、エッジが丸くなってしまうことに、不満を感じることがありました。(遊びやすくなったり、より深みを増したりするという点も、もちろん認めてはいるのですが)

だからこそ、同人の本作は、敢えて『ひぐらし』をはるかに凌駕する難易度を提供してもいいのかな、なんて思ったりもします。
目指すは正解率0%。
…第1話発表後に、いきなりルールXが破られる感想が来てしまうなんて無様はもう晒しません。
次回のキャッチコピーは、こんなのはどうですか?

『推理は可能か、不可能か』

黄金の魔女は実在するのか。魔女の呪いからは誰も逃れられないのか。
人間の犯行を疑えば疑うほどに、新しい事実はあなたを嘲笑う。
真相を暴きたいあなたの努力を、黄金の魔女は嘲笑いながら引き裂いていく…!

『うみねこのなく頃に』(タイトルと同時にSEドーン!)

(黒画面のままセリフ)
「…あの、お客様。まだ推理、…してますか?」

にゃーにゃーにゃーのウミネコの声と共に、カーミングスーンの表示。……って、やっぱりにゃーにゃーじゃだめかなぁ。

上記はもちろん、それっぽく作っただけなので決して次回予告ではありません。念のため。
…あぁ、早くこういうのが作りたいぃぃ…orz

Post 344 (2006/09/17)[]

何とかもう一息…

たまりにたまった仕事の山ですが、今まさに渦中で奮闘中です。何とかもうひとがんばり…。早く山を片付けて、冬コミの準備に入りたいものです。

準備期間その他を考えても、やはりオマケディスクを出すのが精一杯ではないかと思います。
時間がない中の苦し紛れの出展になるかもしれないので、ホロゥみたいな大作を想像しないでくださいね…(汗)

何を書こうか、現在は他の仕事にかかりきりのため、まったくの白紙です。
外伝的エピソードをどんと1本書くか、小さな小話を数本書くか、そもそもどういう体裁でまとめるのか…。うーーん。
何かいいアイデア、ありますか?

Post 345 (2006/09/23)[]

メールの不着事故が起きてます。

パソコン周りの設定変更に伴い、メールの送受信に若干障害が出ているようです。
明日にも、接続会社を変える手続きを始めるつもりですが、接続会社の変更が終わるまでの間、要返事のメール等につきましては、万が一ということもありますので、電話にて送信した旨、ご連絡いただけると、こちらも受信できたかどうかわかって安心かと思います。
お手数をおかけしますが、しばらくの間、ご協力をお願いできれば幸いです。

なお、この1~2週間の話ですので、近日中に竜騎士07とメールのやり取りができた方は、とりあえず大丈夫かと思います。

Post 346 (2006/09/24)[]

…パスワード忘れた…

…すみません、mixiなんですが、たまにマイmixi要請とか送ってくれる方がいるみたいなんですが、…その、…パスワードを忘れてしまって入れなくなってしまいました…。

mixiで特別な発信をしていたわけではないので、入れないこと自体はそう問題ないのですが、今でもマイmixi要請を送ってくれている人がいるようで、それが申し訳なく思います。

ようやく、溜まった仕事の終わりが見え掛けてきました。
見えるのと至るのはまったく異なるので、まだこれからが正念場ですが…;

あと、冬コミのオマケディスク、アイデア募集みたいなことを書いたら、本当に送ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
短編たくさんとか、長編1本とか、皆さん、本当に綺麗に好みが分かれましたが、仮にも完結したとは言え、『ひぐらし』の世界を引き続き期待してくださっている方がいるんだなとわかり、次回作に偏っていた魂が『ひぐらし』に少し戻ってきました。
現在の仕事を片付けて、少々遅い着工ですが、冬コミの準備に入るよう、急ぎたいと思います。

あぁ、そう言えば月末…。もうじきデッドライジングの発売日ではありませんか!
このためだけにXBOX360を買おうという竜騎士07は、他のラインナップを知らず少々勇み足かも。…他にも素敵なソフトがあることを祈るばかりです。(洋ゲー専門機みたいな噂を聞くので、やはりFPSばっかなんでしょうかね。FPSもWW2ものは好きなのですが、SFものはあまり食指が…。偏見ですかね…?)
バイオ4のように、1年後くらいにころっとPS2か3辺りに出て裏切られそうな気配が満々です(汗)

楽しみですねぇ。でも予告とか見ると、特殊部隊の襲撃があるみたいなのでちょっと残念。
原作のドーン(といっていいのか;)でも、心の拠り所にしていた軍隊の基地が、すでに感染者の大量発生によって壊滅している、と知らされることは、非常に絶望感を突きつけられる事実だっただけに、統制の取れた軍隊がまだ残っている、という事実はゾンビものとしてはまだまだ“事態が急迫していない”ように感じて残念に思ってしまう竜騎士07は、果たして無政府主義者なのでしょうか。

心を動かされるのは、72時間モードではなく、無限モードの方でしょうか。
完全な無政府状態の中、単なる生き残りと延命だけを求めて、モール内の他の生存者と限られた武器と弾薬、食料を求めて殺しあうというのは、…この世の地獄とは思いませんか?
モニター越しだからこそ、返り血を浴びずに済むこのセーフティの中で、…だからこそこういうホラーを味わってみたいと思うのです。
ドーンオブザ、じゃなかった、ライジングデッドを楽しむには、ある程度、プレイヤー側にカオス状態を理解し、その混迷と末期感を楽しむ心構えがないと、単なるスプラッタありのGTAに落ちぶれてしまいかねないなぁと思っています。

どんなゲームも、プレイヤーがイマジネーションを広げることで、もっともっと楽しさを深めることができる。ということかもしれませんね。
昔、ゲームのドットがもっと荒かった時代には、全てのプレイヤーがこういう能力に長けていた気がします。
何しろ、8×8ドットのヒロインに欲情していた時代が、(以下、延々と続き固有結界)

Post 347 (2006/09/27)[]

どうやら…(メールの不具合について)

これまでのメール環境では、fujix@acnに送っていただいてるものでも受信できていたのですが、どうやら現在の環境では受信できていないようです。

fujix@mcnの方に送っていただいているメールは問題なく受信できているようです。
竜騎士07宛のメアドが、acnになっている方は申し訳ございませんが、mcn宛でお願いいたします。

メール環境の変化で、たくさんの方にご迷惑をお掛けしているようで本当に申し訳ございません…。

Post 348 (2006/10/06)[]

ようやく冬コミの準備態勢に…

コミケに申し込まれている方なら、先日、お手元に届いたと思いますが、準備会からの受領通知が来ましたね。
これが届いたら、冬の修羅場の本格的な幕開けです。
ようやくその他の仕事が片付き、冬コミの準備に本格的に着手できるようになりました。

以前、この日記上で、アイデア募集と書いたら、たくさんの方がメールを送ってくださいました。本当にありがとうございました。
それを見て思ったのは、皆さん、本当に意見が綺麗に分かれたということでした。
コミカルなのを読みたいという意見とシリアスなのを読みたいという意見が拮抗し、あのキャラを活躍させてほしいという意見も比較的散り、短編複数と長編1本でも意見が分かれ、あぁむしろどうすりゃいいんだーと混乱してみたり(笑)
とりあえず、今から鬼のような追い上げで、プロットを書き上げて冬コミに飛び込みたいと思います。
9月の仕事の納期と速度を思えば、冬コミまでなんて時間がたっぷりありますからね。これしき修羅場と全然思えません。(血尿確定ですが)

目明し編を過ぎた頃から、…思うに修羅場ジャンキーになった気がします。
1本の仕事に集中して雑念を全て追い出すのは本当に気持ちがいいことです。
どんな職場だって、ひとつの仕事だけに集中していればいいなんてことはそうそうないですよね。事務をしながら電話も取り、お客さんがくれば対応もするし、先輩や上司に突然呼ばれるし。
マルチタスクに翻弄されるお仕事の方なら、この1本の仕事のみに徹底的に没入することがどれほど快感か、きっとお分かりになるのではないかと思います。

なんて書いてると八咫桜さんに*されますね。
早く本文に着手して送付しないといけません。
うっしゃーやるぞー!!

Post 349 (2006/10/20)[]

遅い立ち上がり…

ようやく冬コミの執筆にエンジンがかかってきましたが、立ち上がりの遅さは否めません。とにかく頑張るしかないです。頑張ります。
実は現実逃避でやっている、次回新作の設定作りの方が楽しくって(汗)。でも、オマケディスクを出すと予告した以上、きっちりと出したいものです。

オマケディスクの内容ですが、まぁその、本当にオマケですので、大作を期待しないでくださいね(汗)
内容的には…、多分、短編が1本になるんじゃないかと思います。(あえて弱気に1本と言っておきます。執筆のペースによってはさらにがんばるという方向性でひとつ…;)
あと、なぜか再録希望の多い目明し編お疲れ様会でしょうか。
できたら、次回新作のプレビュー…とか、やりたいのですが、多分無理ですね…。

Recently, 07th made a trip to a certain island of Izu archipelagos for shooting.

Probably, some of the photos we took will be used in the next title, so I finally have a feeling that the production has begun. It reminds me of the time when we went to Shirakawa-go to take photos for Higurashi.

But is the island really the right choice? There are also possibilities of peninsula or promontory, so the question is still in the air.

The gameboard for Umineko no Naku Koro ni (temporal name) is coming along little by little, and I am thinking about what pieces I will put on its surface.

If I succeed in giving those pieces interesting roles, they will move by themselves, and the story will flow naturally by its own.

The ease of dealing with a piece changes depending on whether it’s interesting or not, so, perhaps, it’s the most crucial part of the construction. (“Interesting” doesn’t always mean that everything has to be novel and eccentric. It’s also about how freely a piece can move on a gameboard, and how interesting its movements are).

By the way, a serious thing happened when we came to the island.

Umineko didn’t cry!

Our temporal title is already in danger. Well, it’s a fictional setting, so even though they didn’t cry in a real place, it’s okay if they would do it there, I guess…[1]

そうそう、先日、次回新作の舞台は「島」かな…、と言うことで、07thスタッフ一同で伊豆諸島の某島へ取材に行ってきました。
ここで撮った写真の一部は、恐らく次回作に使われるのではないかと思うと、いよいよ次回作も始まったのだなと、かつて『ひぐらし』取材のため白川郷を訪れた時のことを思い出します。

でも、本当に「島」でいいのかなぁ? 「半島」とか「岬」という選択肢もあり、まだ流動的です。
次回新作『うみねこのなく頃に(仮称)』は、まだまだゲーム盤がようやく組みあがってきて、その上に配置するコマを色々考えているところです。
このコマに面白い役割を持たせることができれば、自然にコマたちがゲーム盤上を動き回って物語を自発的に作れるようになります。
コマそのものが面白いかどうかで、その後のやり易さはかなり変わってきますので、まさにここが仕込みの正念場かもしれません。(コマの面白さとは、何も設定が奇抜である、というだけの意味を指しません。どれだけゲーム盤上を自在に闊歩できるか、そしてその動きが面白いか、を指します)

そうそう、「島」に取材に行って重大なことが。
うみねこ、鳴いてなかったーー!
早くも仮称タイトルがピンチです。まぁ、架空舞台なので、取材先で鳴いてなくても、劇中世界は鳴いてるということで大丈夫かな…。

全国的に分布している鳥だそうですし…。

Post 350 (2006/10/27)[]

冬コミに向けてかりかり書いてます。

ワープロで執筆してても、かりかり書くという表現でいいんでしょうか。
日本語の生い立ちがワープロを想定してないと思うので、何だか歪で面白いですね。

冬コミのシナリオは今、いよいよエンジンが温まり、巡航速度を上げだしたところです。
位置づけとしては、第9話ではなく、あくまでも、外伝的オマケエピソードです。
ですので、これをプレイしなかったら『ひぐらし』の世界観が欠損するというレベルではありません。ですが、『ひぐらし』世界のひとつのカケラということで、ぜひお楽しみいただけたらな…と思って執筆しております。

今回の執筆の上で一番原動力となったのは、実はスクエニさんの小説大賞でした。
たくさんの方の様々な作品を見て、『ひぐらし』の原作者としてでなく、竜騎士07個人として執筆がしてみたいと思わされました。
実際の小説大賞の方は、文字制限があるわけなので、その枠に囚われずにのびのび書いてしまっている点はフェアではないのですが、素晴らしい作品をたくさんお寄せくださった皆さんへの恩返しとなれば幸いです。

さて、オマケディスクのタイトルなのですが、『ひぐらしのなく頃に○』という感じで、○の中に何か一文字漢字を入れたいなと思っています。

オマケ。「負」? ひぐらしのなく頃に、ふ。
…んー、いまいちです。読みが2文字以上にならないとかっこよくならないですね。
IFの世界を意味して、サイコロ。「賽」とか。
『ひぐらしのなく頃に賽』
んーーー、目明し編の再録で「再」とか。…なんか13日の金曜日のシリーズタイトルみたいになってきた。
少しひねってみますね。

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

デッドライジング~! 面白い~!!
いよいよ覚悟を決めて∞モードに入りました。
一番やりたかったモードがこれだった…。
何だけど、………何か大切な部分が足りない。
空腹管理をキッチンタイマーに頼らなければならないとか、篭城時のリアルタイムな時間経過など、社会人が気楽にプレイできる代物ではありませんでした。

空腹時には所持食料を自動的に食べるとか、仮眠モード(設定した時間分一気に経過)とか、あるいは時間早送りモードとかあってもよかったかも。

あと、マップ再構成機能とか。
アイテムの所在を知り尽くしてくると、あとは効率作業になってしまい、サバイバルというよりは、レースゲームのような精密耐久作業になってしまう…。

そこで気付く。
あぁ、僕がやりたかったサバイバルゲームは実はスーファミの頃に完成されてたんじゃないだろうか。
「トルネコの大冒険」

…ひもじさに耐えかねて腐ったパンで食いつなぎ、常に極限の状況下でサバイバルを続けなければならないあのシビアさは、キュートなグラフィックに騙されてしまいますが、かなりのシュールさ。
「トルネコ」を、デッドライジングにはできませんかね…?

BTさん、八咫桜さん、そーゆうゲーム作りたいよ~!
(言うのはタダ)

マップ再構成機能・ポリゴンホラーアクション・サバイバル

竜騎士07のやりたいゲームはこれみたいです。

Sources[]

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